安心安全の取り組み2024年01月11日(木)

冬の外遊びでの転倒事故について案内を行いました

全国で24時間スマホで呼べるベビーシッター・家事代行サービス「キッズライン」を運営する株式会社キッズラインでは、すべての皆様が安心安全にご利用いただくために、様々な取り組みを行なっております。

日没時間が早まる冬の外遊びでは、お子様の年齢や体力を考慮した適切なサポートが必要です。総合的な安全への配慮をいただくよう冬に起こりやすい転倒事故、事故防止についてサポーター様へご案内をさせていただきました。

今回の配信では、サポーター様へご案内させていただいた冬に起こりやすい転倒事故を改めてご紹介させていただきます。


1.外遊びのサポート、気をつけることは?
2.冬の時期に特有の注意点
3.外遊びを含む保育の計画
4.サポート中の怪我での通院が発生したら

━━━━━━━━━━━━━
1.外遊びのサポート、気をつけることは?
━━━━━━━━━━━━━

外遊びは、健康促進や体力増進、気分転換となり大切な保育の一環となります。
寒い季節でも外遊びが大好きなお子様は多く、走ったり遊具で遊んだりと元気な姿は微笑ましく成長も伺える機会となりますが、外遊びならではの怪我には注意が必要です。


【子どもの外遊びで気をつけるポイント】

■ 子どもは年齢が上がるごとに行動範囲が広がります。動きが活発になる一方で、6歳ごろまでは頭部の比重が多く、身体のバランスを崩しやすくなっています。

■ 子どもの視野は狭く一点に集中しがちです。鬼ごっこや競走など子どもにとって興奮するような遊びや、好奇心を刺激するような遊びとなる場合、子どもの視野はさらに狭くなります。

■ お子様は大人より周辺環境が見えにくく、また危険予測をする能力も未熟です。お子様の分まで視野を広く持って見守るという意識が大変重要です。

■ 足幅が狭い、または高低差のある遊具などを利用する場合、子どもからは決して目を離さず転落や転倒を防ぐことのできる距離で遊びを見守りましょう。

【外遊びをご依頼する時のポイント】

■ 脱ぎ着しやすい服を用意し、体温調整ができるようにしましょう。また、フードや紐がついてる洋服は外遊び向きではありません。紐が遊具に引っかかる等思わぬ事故の元になります。紐やフードのない洋服をご用意いただくと安心です。

■外遊びに利用する靴が滑らない素材になっているかご確認ください。

━━━━━━━━━━━━━
2.冬の時期に特有の注意点
━━━━━━━━━━━━━

外遊びでの注意点、お子様やご家庭、サポーター様で外遊びについての約束事を決めておく事の重要さをご案内しました。

1) 外遊びをする時間を決める
冬は日没が早く西日も眩しくなるため、安全に外遊びができる時間はごく限られたものになります。サポート前に外遊びの時間を決めると安心です。
 
2) 路面や遊具の凍結に注意
降雪はもちろんのこと、雨天の翌日に氷が貼る(路面凍結)ことで転倒のリスクが高まります。朝晩の限られた時間帯のみ氷が貼ることも考えられますので、普段利用している場所でも随時確認が必要です。また、公園の遊具も滑りやすくなっているかもしれません。
冬は遊具も冷たくなり、ぶら下がりの遊具などはしっかり捕まっているつもりでいても手が離れてしまうことがあります。
また、お子様を遊ばせる前に遊具そのものに劣化がないか、ガラスやくぎなどの危険物がないかなども事前に確認しましょう。

3) 冬場の服装にも注意
気温に合わせて服装が厚着になることにより身体バランスが崩れるため、お子様の動きが鈍くなってしまうことがあります。また、気温の低下や冷たい風に晒されることで運動機能そのものも低下します。

4) 送迎の時の注意点
手を繋いでいても、手袋の使用によりお子様の手が離れて転倒することがあります。また、ブーツなど足首が曲がりにくい靴の使用で転倒しやすくなることも。日頃履き慣れていない履き物を使用している時には注意をするようご案内しました。

━━━━━━━━━━━━━
3.外遊びを含む保育の計画
━━━━━━━━━━━━━

サポート当日の外遊びが、その当日、そのお子様にとって無理がない遊びとなっているかには十分な配慮が必要です。外遊びの依頼があったら、十分な保育の計画を立てるよう案内をさせていただきました。
ユーザー様も当日はサポート引き渡し時に、お子様の様子をお伝えいただきますようお願いいたします。

■ キッズラインでは初めましてのサポートの場合、お子様の体力や性格を十分に把握できている状態とは言えないことから、初回サポートでの長時間の外遊びは推奨しておりません。

■ やむを得ず初回に外遊びのご依頼があった場合には、室内遊びを一定時間行ってお子様の体力や性格を把握してからにする、外遊びの内容を鬼ごっこなどの活動的なものではなく落ち葉集めなど穏やかなものにするなどの配慮をさせていただく場合があります。

■ 長時間保育の場合、外遊びは体力が充実していて外が明るい「午前中」に行うことを念頭に置いて1日の保育計画を立てるようご案内をさせていただきました。

■ 夕方からの保育の場合、お子様の体力も落ちてきています。送迎時に公園遊びを含む場合には、お子様が興奮しすぎない遊びの計画を立てるようご案内をしました。
午睡時にしっかり休んで、十分に体力を回復できているかも重要なポイントになりますので、午睡の有無、時間をサポーター様にお伝えください。

━━━━━━━━━━━━━
4.サポート中の怪我での通院が発生したら
━━━━━━━━━━━━━

十分に配慮しながら保育を行なっていても、思わぬ怪我や事故が発生することがあります。
サポート中の怪我や事故に起因する病院の受診が発生した場合、お子様の状況が落ち着いた後、当日中にサポートデスクまでお電話するようサポーター様へご案内いたしました。

サポート中のお怪我や事故が原因で、後日病院受診となった場合も同様にサポートデスクまでご連絡いただくように案内を行い、キッズラインからも速やかにサポーター様、ユーザー様双方と怪我の発生状況等を把握した上で自治体等との連携、保険対応等を含め適切に対応を進めます。

キッズラインでは引き続き、安心安全に努めてまいります。

■本件に関するお問い合わせ
https://kidsline.me/service/inquiry

本ページ内のデータについては、特に記載のないものについては記事執筆時点で最新のものになります。