毎日使うクローゼットやタンス、きれいに保てていますか?きっと自信を持って「保てている!」と答えられる人は少ないのではないでしょうか。片付けたい気持ちはあるけど、重い腰があがらない人も多いはずです。今回の記事では、5ステップでできる洋服の収納術と整理するための3つのコツをご紹介します。

服が片付かない理由3選


片付かない服を前に頭を抱える女性
洋服が片付けられなくて困っている!着たい洋服があるのに、どこに行ったかわからない!見つけるのに時間がかかる!という人も多いのではないでしょうか?まずは洋服が片付かない理由を見ていきましょう。大きく分けて3つあるので、それぞれ説明していきます。

1.持っている服の量が多い

服が片付かない理由で最も多いのが、洋服が多いことです。クローゼットやタンスの許容量以上に洋服をたくさん持っていると、収納できるはずがありません。一時的に押し込んでぎゅうぎゅうに収納できたとしても、取り出すときに散らかってしまい、一向に片付かないのですよね。まずは洋服を減らすために断捨離をして、適正量にしましょう。

2.服を捨てられない

「1.持っている服の量が多い」とも似ていますが、洋服が捨てられないのも片付かない理由の1つです。「いつか使えるかも」や「もったいない」と思っていたり、子どもが小さい頃に着ていた服を収納ボックスに保管したままにしていたり......
そのような服は、思い切って断捨離をしたり、捨てる以外の選択肢を探したりするのもおすすめです。

3.衝動で買い物をすることが多い

買うつもりがなかったのに、買い物中にひかれて勢いで買ってしまったり、セールがやっていたので「来年着るかも」と思ってシーズンの過ぎた服を購入してしまったり......。特に流行りものやブランドが好きな人は、より思い当たる節があるのではないでしょうか。買い物は計画的に行い、衝動で買い物をしないようにすることも服を片付ける上でとても大事なことです。

服を簡単に片付けるための5ステップ

服が片付かない理由がわかったところで、次は片付け方法を5ステップにしてわかりやすくご紹介します。ぜひこの5ステップを実践して、服をすっきり収納しましょう。

ステップ1:家にある洋服の総量を把握する

まずは家中にある洋服を出して総量を把握します。
普段使いのクローゼットやタンスはもちろん、シーズン外の洋服もすべて出しましょう。総量を把握することで、現在の収納スペースで足りるのか、足りない場合は服を手放したり、どのぐらい収納スペースを追加する必要があるのかが検討できます。

ステップ2:グループ分けをする

保有している服の総量が把握できたら、スッキリした洋服収納への第一歩です。次はカテゴリーごとに仕分けていきましょう。

■【人物別】パパ・ママ・子どもなど
人物別に分類することで、誰の服の割合が多くて場所を占めているのかが把握できます。この後の断捨離の際もスムーズに進めるので、まずは人物別に分類してみましょう。そもそも洋服が少ない人は、服の断捨離の必要がない場合もあります。


■【カテゴリー別】トップス・ボトムス・下着
カテゴリーは以下のように仕分けるのがおすすめです。
(①アウター/②トップス・Tシャツ・カットソー/③スウェット・ニット/④パンツ・スカート/⑤ワンピース/⑥インナー/⑦ルームウェア/など)
同じアイテムがいくつもある場合、本当にすべて必要なのかを判断しましょう。必要以上にある場合は、不要なものを取り除くことでスッキリさせることができます。


■【シーズン別】春秋物・夏物・冬物
同じアイテムでも季節によって素材が違うものもあります。シーズンごとに分けることで、収納場所の優先度を決めやすくなります。

ステップ3:必要・不要に分ける

持っている洋服の総量と内訳が把握できたら、ここからが本題です!必要・不要に分けましょう。服の状態で見るのが一番判断しやすいかもしれません。服が黄ばんでいる・落ちない汚れがある・色あせているなどの状態の服は、これを機に処分してみてはいかがでしょうか。

ステップ4:不要なものは手放す

ステップ3で不要に分類したものはスパッと手放しましょう。その際、状態の悪いものは処分し、状態がきれいなものはリサイクルショップやフリマアプリを活用することも選択肢にいれてみてくださいね。すぐに手放したい場合はリサイクルショップへ、少しでも高く売っておこづかいの足しにしたい場合は、フリマアプリがおすすめです。

ステップ5:収納する

最後のステップは収納です!必要な服を、使う頻度やオンシーズンorオフシーズンごとに収納していきましょう。その際、ぎっしりと収納してしまうと取り出す時に散らかってしまうので、余裕を持って収納することを意識してみましょう。カゴや仕切りがあると収納しやすく使い勝手も良くなるので、事前に準備しておくとスムーズに収納できますよ。

服をスッキリ片付ける3つのコツ

ハンガーにかかった服

1:クローゼットの収納のコツ

上段・中段・下段と空間を3つに分けて収納すると、使い勝手が良くなります。洋服を入れる順番は中断→下段→上段を意識するのがポイントです。

■上段
高い場所だと出し入れに踏み台を使う必要があるため使用頻度が低い服を収納しましょう。オフシーズンの服を収納するのもおすすめです。

■中段
背伸びしたり、かがんだりする必要がないため、一番出し入れしやすい空間です。使用頻度が高いオンシーズンの服をハンガーに吊して収納しましょう。

■下段
奥行きのある引き出し式の収納ケースを活用しながら、使用頻度が中程度の服を収納しましょう。日常で使うインナー類や吊すことができないものを収納するのに向いています。

2:チェストやタンスの収納のコツ

タンス収納のコツは、自立するように畳んで縦に並べることです。そうすると引き出しを開けたときにひと目でどんな服が入っているかがわかりますよ。平置きで重ねてしまうと、着たい服がなかなか見つかりづらく、取り出すたびに崩れてしまうのできれいに保つモチベーションが下がってしまいます。また引き出しの中にBOXや仕切りがあると、より収納しやすく取り出しやすくなります。100円ショップなどでも色々なサイズのBOXや仕切りがあるので、事前に準備しておくと収納しやすいですよ。

3:オフシーズンの服の収納のコツ

クローゼットでハンガー収納の洋服が多い場合は、季節の変わり目に吊す位置を入れ替えましょう。手に取りやすい位置のオンシーズンの服を、手の届きにくい位置にオフシーズンの服を収納するのがおすすめです。

チェストやタンスなどの引き出し収納している服が多い場合は、引き出しを季節ごとに分けるのがおすすめです。そうすることで、季節の変わり目に引き出しごと入れ替えるだけで衣替えが済みます。

まねするだけでOK!服のおすすめ収納術

洋服の収納は大きく分けて「たたむ」「吊す」の2種類があります。洋服の種類や収納する人・使う人の性格なども考えて、(収納ケースにラベリングするのも)使い分けるのがおすすめです。

■たたんで収納する

以下のようなものはたたむのがおすすめ

・しわになりにくいもの
・パジャマなどの部屋着

たたむ収納の場合、ムダな余白を作らないために「収納場所のサイズに合わせて四角くたたむ」を意識することがポイントです。収納する際は、縦方向に収納するのか横方向に収納するのかを事前に決めることと、高さを把握するのも大事です。また柔らかい服は小さくたたむことで崩れにくくなったり、探しやすくするために仕切ったり、ラベルをつけるのもおすすめです。

■ハンガーにかけて吊す

以下のようなものはハンガーに吊すがおすすめ

・コートやジャケットなど
・ワンピースやひらひらしたスカート
・冠婚葬祭などの服

服を吊すと聞くと、コートやワンピースを思い浮かべる人も多いと思います。ですが、オンシーズンのトップスやボトムスもハンガーに吊すことで出し入れがしやすく、風通しもよく収納できますよ。さらに見た目をすっきり見せるポイントは、統一したハンガーでアイテム(ジャケット・ワンピーズなど)や丈の長さ、色をそろえて吊すことです。

服の断捨離のススメ、手放す基準とは?

服を畳んだ手元
洋服が片付かない理由に「捨てられない」とあげた通り、洋服を定期的に見直して捨てる・断捨離をすることが、片付ける上で大事になってきます。そこで、手放す基準を紹介します。ぜひご自身の手持ちの服を見ながら断捨離を進めてみてくださいね。

☑3年以上着ていない服
☑似ているデザインが複数ある服
☑気分の上がらない服
☑サイズが合わない服
☑コーディネートが難しくて着ていない服
☑売れるかもと思いとってある服

いかがでしたか?上記の基準を参考に手持ちの服を見直して、すっきり収納に一歩近づきましょう。ただし自分で判断しようとすると時間がかかったり、思い入れがあって捨てることを迷ったりすることがありますよね。そんな時は、家族など他の人に似合うかどうか判断してもらうのもおすすめです。

手放すと決めた服はどうする?

手放すと決めた洋服は次の4ステップで考えてみましょう。

1.人に譲れない状態の洋服を「捨てる」
服が黄ばんでいたり、落ちない汚れがあったり、色あせていたりなど、人に譲れない状態の服は思い切って捨てましょう。

2.親戚や友人、寄付団体へ「譲る」
自分が着ない服でも、周りに大切に着てくれる人がいれば譲るのもおすすめです。すぐにサイズアウトしてしまう子供服は、子ども達を支援する団体に寄付するのも良いですね。段ボールに入れてそのまま送るだけなので、手間もかかりません。

3.リサイクルショップやフリマサイトなどで「売る」
近年より身近になったフリマサイトなどを通じて、服を売ることでちょっとしたおこづかい稼ぎにもなります。手元に入ったお金を、新しい洋服を購入する足しにするのも良いですね。

4.どうしても引き取り先がない場合は「捨てる」
リサイクルショップやフリマサイトに出品してみたものの売れなかった服は思い切って捨てましょう。衣類回収サービスもありますが、汚れが目立つ服など状態が悪い服は受け付けてもらえない可能性があるので、注意してくださいね。

服の片付けは家事代行サービスに頼るのも手

シャツを広げる女性
毎日使う洋服収納は、スッキリしていたほうが気持ちが良いですし、着たい洋服をさっと見つけられるのが理想ですよね。ですが、洋服の整理は時間も労力もかかるので、なかなか重い腰があがらない......という人も多いはず。そんな人におすすめしたいのが「家事代行サービス」です。片付けが得意な人が多数在籍しているので、得意な人に任せることで自分の時間を確保できたり、家族との時間を作れますよ。

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キッズラインなら洋服の片付けだけではなく、整理整頓や水回りの掃除、料理なども依頼することできます。さらに心強いのが、整理整頓や片付けの資格を持ったサポーターもいるんです。ぜひ片付けや整理整頓が得意な家事サポーターに依頼して、洋服収納をすっきりさせてみてはいかがでしょうか。

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