12月に入るといつ始めるのがいいか気になるのが、大掃除ではないでしょうか。12月は忙しい時期でもあるので、手早く簡単に進めたいものです。そこで今回は、年末の掃除の最適なスケジュールや、簡単に進める準備などについてご紹介します!


年末に大掃除を行う理由とは?


年末に大掃除を行う理由は、平安時代の宮中で行っていた「一年の煤払い(すすはらい)」と関係しているといわれています(※諸説あり)。昔、家には火を起こして温めるかまどや囲炉裏があり、それらを使うと家中が煤(すす)だらけになってしまいました。そこで、お正月の神様をお迎えする前に、家をきれいにするといった流れが定着したといわれています。このような由来もあり、12月の年末に大掃除を行うというのが定着したのです。
ちなみに多くの神社仏閣では、縁起が良いとされる12月13日にすす払いを行うことから、12月13日は「大掃除の日」として認定されています。

いつ年末の大掃除を始める?最適なタイミング


ライフスタイルの多様化によって、年末の大掃除も11月の秋頃から始めたり、年明けにやったりと、「この日までにやらなくてはならない」という縛りがなくなりつつあります。そうはいっても、せっかく大掃除を始めるなら、最適なスケジュールを知っておきたいものですね。

年末におせちの準備や人気ドラマの一挙再放送を観るなどの予定があれば、12月半ばから計画的に始めるのが妥当かもしれません。ただし、天候などの兼ね合いもあるので、天候が悪いときに、どうするかということも考えておくとよいでしょう。終わらせる日程は、お正月の準備が始まる前の12月25日~27日あたりまでがオススメです。また、1日まとめて大掃除をするよりも、数日に分けて大掃除をした方が身体の負担も軽減されます。


年末大掃除の準備・4つのポイント


大掃除のスケジュール


年末の大掃除をスムーズにこなすには、事前の準備が大事です。準備の際にやっておきたい4つのポイントは次の通りです。


①やるべきことをピックアップする


大掃除をスタートする時期が決まったら、大掃除にやるべきことをピックアップして、チェックリストを作るのがよいでしょう。普段あまり掃除をしないベランダやエアコンなども忘れずにリストに入れておきます。準備の順番は、以下の通りです。


・大掃除をする場所を決める
・ゴミ収集日の前日に時間をつくる
・(家族がいれば)掃除の分担を決定する



②大掃除する順序を考える


大掃除をスムーズに終わらせるには、掃除をする順序を考えましょう。思い付きで掃除を始めてしまうと、効率が悪くなるのは言うまでもありません。
大掃除をする順序を決める上で、頭に入れておきたいポイントは以下の通りです。


・不用品の処分は最優先で行う
・寝室や子ども部屋は、不用品の処分を終えてから拭き掃除
・掃除機や拭き掃除は、奥の部屋から玄関、上の階から下の階の順で
・水回りは汚れが飛び散りやすいので、なるべく後半に行う



③掃除用具を購入する


ECサイトやホームセンター、100円均一ショップなどでは数多くの掃除用具を販売しています。大掃除に向けて購入する人も多いので、在庫が少ない、もしくは在庫切れという場合もあるかもしれません。お目当てのものがあったら、なるべく早めに購入しておきましょう。


④外注の範囲について考える


大掃除を外注で検討している場合、全て外注か、一部だけ外注かを明確にする必要があります。大掃除の時期は、家事サポーターも繁忙期なので、早めに外注の有無について考え、依頼しましょう。

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面倒な場所を簡単に掃除する6つのコツ


窓ふき掃除


大掃除が面倒だと感じる場所を掃除するには、簡単な方法を知っておくとやる気も湧きます。そこで簡単に掃除する6つの方法をご紹介します。


【掃除のコツ1】頑固な汚れには、キッチンペーパーとラップ


お風呂のぬめりやゴムパッチンのカビは、スムーズに取ることができない代表格。頑固な汚れは、汚れたスポットに洗剤やカビ取り剤を吹きかけ、その上に小さく裂いたキッチンペーパーを置き、覆うようにラップでパックしましょう。30分〜1時間程度おいてキッチンペーパーやラップを剥がすと、汚れもスッキリします。
※汚れの度合によりもう1度パックする必要があることもあります。


【掃除のコツ2】浴室の小物は残り湯につけ置き


お風呂の椅子や桶などの小物系は水垢がつきやすいため、キレイにするのが面倒だと思う方もいらっしゃるでしょう。お風呂掃除の場合は、残り湯が入った湯船に小物系とお風呂用洗剤100ml程度を入れて、10分程度つけ置きをします。そうすると汚れが簡単に落とせ、スポンジでこする手間も省けます。


【掃除のコツ3】水回りにはメラミンスポンジ


キッチンや洗面台の水回りのしつこい汚れには、メラミンスポンジを活用しましょう。使い方は、メラミンスポンジを少し濡らし、汚れた部分を軽くこするだけです。簡単に汚れが落ちる便利アイテムな上、100円均一ショップなどで購入できるので大掃除用にまとめて買うのもオススメです。
※シンクの材質によっては、傷がつく場合があります。取扱説明書を読んでから使用するようにしましょう。


【掃除のコツ4】狭いすき間には100均グッズが便利


冷蔵庫下や洗濯機下などのすき間は、ゴミが溜まりやすいスポットの一つです。最近ではすき間用のミニハンディワイパーもあり、奥まで届く作りとなっています。
またブラインドや換気扇、レンジフード、エアコンの吹き出し口、窓のサッシ専用のお掃除アイテムも豊富に売られているので、掃除したい部分にあった用具を100円均一ショップで購入してから、掃除を進めるのがオススメです。


【掃除のコツ5】細かいパーツには、歯ブラシと竹串


温水洗浄付きトイレには、ノズルなどの細かいパーツが存在します。黒ズミに関しては、使い古した歯ブラシや竹串といった細かい部分まで届きやすいグッズを使うと、汚れがスムーズに取れます。


【掃除のコツ6】窓の周りのカビ汚れには、台所用洗剤


冬は、結露によって窓周りのカビが増える時期です。窓のサッシの汚れは、台所用洗剤を水で薄めたものをスプレーで直接拭きかけ、数分放置してから拭き取ります。その後キッチンペーパーに消毒用エタノール、またはカビ取り剤を浸透させ、窓の周りに塗布します。数分後にキッチンペーパーを外して水拭きをし、仕上げに乾拭きすればOKです。


大掃除を楽にする3つの習慣




12月は「師走(※お坊さんが走り回るくらい忙しいという意味)」というだけあって、仕事でもプライベートでも何かと忙しい時期でしょう。加えて、12月の半ば過ぎからは、幼稚園や小学校も終わるので、子どものお世話をする時間が増えるという方もいらっしゃると思います。
ここでは、そんな忙しい時期の大掃除を楽にする習慣について解説します!


1日10分、掃除する時間を設ける


大掃除はこまめに掃除する習慣をつけておくと、時間と手間が省けます。例えば、「毎週月曜日と木曜日の朝10分はトイレを掃除する」という習慣をつけると、大掃除も楽チンです。


水回りを使ったら水滴を拭く


台所や洗面所といった水回りは、どうしてもぬめりなどが発生しがちです。いつでもきれいな状態を保つためには、水垢の原因となる水滴をこまめに吹くことがポイントです。「使ったら拭く」作業を普段から身につけておくと、水回りの大掃除の時間を大幅に削減できます。


不用品処理は定期的に行う


年末の大掃除の時期に不用品の処理をまとめて行う方もいらっしゃいますが、処理するものが多くなると、他の掃除に手が回らなくなることも。不用品の処理は、1ヶ月に1回などと決めて行っておくと、大掃除のタスクが減ります。


大掃除は家事サポーターと分担がオススメ


「難しい箇所の掃除が苦手」「子どもが小さいと時間のかかる部分の掃除に集中できない」などという方もいらっしゃるかと思います。そんな時にオススメなのが、プロの家事代行サポーターに依頼することです。「今年はもう大掃除は諦めよう」「掃除まで手が回らないから、家が汚いまま年越しするしかない」と半ばあきらめがちな方は、家事サポーターの力を借りてみるのも手です。

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キッズラインなら家事代行サービスを依頼できる


今回は年末の大掃除のタイミングや、大掃除に役立つグッズを紹介しました。一人で大掃除をやるとなると、身体的にも精神的にも負担が増えるのはいうまでもありません。自分でできる部分と、できない部分を早めに洗い出し、場合によっては、家事代行サポーターを検討すると、ストレスも軽減されます。
キッズラインでは、家事代行サービスを専門にするサポーターが多く在籍しています。キッズラインの家事代行サービスは、特に掃除してもらいたい箇所を得意とする人を自分で選んで依頼できるのがメリット。「換気扇と窓ふきだけをお願いしたい」という場合や、「この際一挙に家全体を片付けたい」という依頼もOKです。この機会に一度プロの実力に頼って、お部屋も心もすっきりした年明けを迎えてみてはいかがでしょうか?

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